“護摩堂”の読み方と例文
読み方割合
ごまどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また彼方の求聞持堂ぐもんじどう護摩堂ごまどう、大師堂、食堂じきどう丹生高野にうこうや神社、宝塔、楼門など、ほぼ一望にすることができましょう
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
護摩堂ごまどうから笠神明かさしんめいへかけて、二十軒建ちならぶ江戸名物お福の茶屋、葦簾よしず掛けの一つに、うれし野と染め抜いた小旗が微風そよかぜにはためいているのが、雑沓ざっとうの頭越しに見える。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
本社ほんしゃは大工が誰で、蒔絵まきえ円斎えんさい、拝殿、玉垣たまがき唐門からもん護摩堂ごまどう神楽殿かぐらでん神輿舎みこしや、廻廊、輪蔵りんぞう水屋みずやうまや御共所おともじょ……等、それぞれ持ち場持ち場にしたがって、人と仕事がこまかにわかれている。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)