諷詠者ふうえいしゃ)” の例文
その結果として諷詠者ふうえいしゃとしての作者は、むしろ読者と同水準に立って、その象徴の中に含まれた作者自身を高所からながめるような形になる。
俳句の精神 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)