触札ふれふだ)” の例文
嘆息ためいきといっしょに腕を組んで触札ふれふだを睨みつけていたが、もう意地もなく気をくじいてしまったように
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ときばかり前に、お綱と万吉とが立った国分寺の触札ふれふだは、悪魔のおとりのように弦之丞の目を招いていた。そして彼もなにげなくそのさくの側へ足を吸いよせられて行った。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)