“見計”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みはか49.1%
みはから49.1%
みはからい1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市場にやられる日には私は、まず、家の者の気づかない時を見計みはからって、そっと押入れの小遣銭こづかいせんはこの中から銅貨を七、八ツ盗み出した。
最早罪に伏したので、今までは執成とりなすことも出来なかった小芳が、ここぞ、と見計みはからって、初心にも、たもとの先をつまさぐりながら
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其節そのせつ申上もうしあげ候通り、いずこれ時節じせつ見計みはからい、世におおやけにするつもり候得共そうらえどもなお熟考じゅくこう仕候つかまつりそうろうに、書中或は事実の間違は有之間敷哉これあるまじきや、又は立論之旨りつろんのむねに付御意見は有之間敷哉これあるまじきやしこれあらば無御伏臓ごふくぞうなく被仰聞おおせきけられ被下度くだされたく