見戸野々尻みとののしり)” の例文
棭斎の江戸より京都に至る間、月日のつまびらかにすべきものが只二つある。其一は三月二十六日に和田駅を過ぎたことである。其二は四月ついたち見戸野々尻みとののしりを過ぎたことである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)