“螇蚸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばった45.5%
ばつた45.5%
はたはた9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それには蜻蛉とんぼや、螇蚸ばったや、蝉や、蝸牛かたつむりや、蛙や、蟾蜍ひきがえるや、鳥や、その他の絵が何百となく、本物そっくりに、而も簡明にかかれてあった。
そして南紺屋町の社へ駈けつけると、螇蚸ばつたのやうに車を飛び出し、二つ三つ指図をして、やがてまたゆつたりと自動車の人となる。
素木しらきの卒塔婆のへりに来てぬる螇蚸はたはたの子のさみどりの翅
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)