“蛍光幕”の読み方と例文
読み方割合
けいこうまく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると光線おおいのある三十センチ平方ばかりの四角い幕を美しい蛍光が照らした。この蛍光幕とX線管との間に、博士は手を入れた。すると蛍光幕けいこうまく骸骨がいこつの手首がうつった。博士の手だった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これは広角度にエックス線を放射して、人間の身体全体を照らし、そして部屋のまん中にぶら下げてある、幅二メートル高さ三メートルの大きな蛍光幕けいこうまくにその透視像とうしぞうをうつしだすようになっていた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)