“葛城山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつらぎやま66.7%
かつらぎざん16.7%
かつらぎさん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれ葛城山かつらぎやま目一めひとつの神だ、兄きたちがお前に礼をしたそうだから、己も嗅げや飛べに劣らないような、立派な犬をくれてやろう。」
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
翌日は吉野路よしのじを通って、五条橋本ごじょうはしもとなど云う処をてそのかごとりと云う山の辻堂つじどうで一泊し、十日になって紀州路きしゅうじから泉州せんしゅう牛滝うしたきと云う処へ越え、それから葛城山かつらぎざんへ往った。
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
なほ見たし花にく神の顔(葛城山かつらぎさん
文章と言葉と (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)