著古きふる)” の例文
それは少々著古きふるされてはいたけれど、さっぱりと手入ていれがしてあって、肱などもきちんとしており、補布つぎなどはどこにもあたっていなかった。
どうやら旦那のおさがりらしく、いいかげん著古きふるされた、だぶだぶのフロックを著こんだ、おそろしく鼻と唇の大きい、見たところ少しけんのある男だ。