葉栗郡はぐりぐん)” の例文
葉栗郡はぐりぐんの和田とか、丹羽にわ郡の中島豊後ぶんごとか、清洲きよすで用いられない不平組を語らって、叛旗はんきをひるがえし、ひそかに美濃の斎藤家へ内通していた。同族だけに、始末のわるい存在なのである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)