“荷物橇”の読み方と例文
読み方割合
にもつぞり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に汽船の警笛が、耳の底にみこむように聞こえている。空荷になった荷物橇にもつぞりが、大きな鈴をのどにぶらさげて毛の長い馬に引かれながら何台も何台もおせいのそばを通りぬけた。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)