茶道衆さどうしゅう)” の例文
彼の家中にはまだ茶道衆さどうしゅうはいなかった。そういう閑人ひまじんは無用であると思いこんで召し抱えずに来たものである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長谷川宗仁といえば、信長の茶道衆さどうしゅうである。日頃からさして親しくもしていないし、わけて茶道の者が突然この陣中へ早馬を打って書状をよこすというのはおかしい。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)