“茫然自失”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうぜんじしつ84.6%
ぼうせんじしつ7.7%
ぼんやり7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある者は茫然自失ぼうぜんじしつし、ある者は鍵束を床へ投げつけ、あるものは夢かと驚喜し、楽隊はためらい、万年大学生は「新生活の首途」を祝う。
あんな悲慘事ひさんじ自分じぶんむらおこつたことを夢想むそうすることも出來できず、翌朝よくあさ跡方あとかたもなくうしなはれたむらかへつて茫然自失ぼうせんじしつしたといふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
皇帝の方に振向いて、おほいなる名に茫然自失ぼんやりしてゐる。