“苧績”の読み方と例文
読み方割合
おう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、この話の本来の目的は、ただ苧績おう宿やどの睡気をおい払うためだけではなかったかもしれぬ。少なくとも結果において、もっと大きな役に立っていたのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
またおりおりは村に降りて来て、機織り苧績おうみを手伝ってくれるという話もありました。また仕合せの好い人は、山奥にはいって、山姥の苧つくねという物を拾うことがたまにある。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)