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若鮎
ふりがな文庫
“若鮎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わかあゆ
91.7%
さあゆ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかあゆ
(逆引き)
「
肴
(
さかな
)
は何があるな。
甲州街道
(
こうしゅうかいどう
)
へ来て新らしい魚類を所望する程野暮ではない。何か野菜物か、それとも
若鮎
(
わかあゆ
)
でもあれば
魚田
(
ぎょでん
)
が
好
(
よ
)
いな」
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
六角の
象嵌鍔
(
ぞうがんつば
)
に
藍
(
あい
)
よりの
柄糸
(
つかいと
)
、めぬきは四代
光乗
(
こうじょう
)
が作らしく、
観世水
(
かんぜみず
)
に
若鮎
(
わかあゆ
)
が
埋
(
う
)
めこまれ、柳しぼりの
鞘
(
さや
)
ごしらえ、なんともいえない品格がある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若鮎(わかあゆ)の例文をもっと
(11作品)
見る
さあゆ
(逆引き)
若鮎
(
さあゆ
)
はあの秋の雁のように正しく、可愛げな行列をつくって上ってくるのが例になっていた。わずかな人声が水の上に落ちても、この敏感な
慓悍
(
ひょうかん
)
な魚は、花の散るように列を乱すのであった。
幼年時代
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
背中に黒いほくろのある
若鮎
(
さあゆ
)
が上ってきた。
幼年時代
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
若鮎(さあゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“若鮎”の解説
若鮎(わかあゆ)とは、カステラ生地で主に求肥を包んだ和菓子。鮎菓子、稚鮎、登り鮎、かつら鮎などとも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
鮎
漢検準1級
部首:⿂
16画
“若鮎”と季節(春)が同じ季語
食物|
慈姑
曲水
白魚
栄螺
若布
行事|
卒業式
植物|
枝垂桜
落花
彼岸桜
土筆
山吹
時候|
早春
睦月
芽時
三月尽
弥生
天文|
春雷
比良八荒
東風
霾
蜃気楼
地理|
潮干潟
雪崩
薄氷
春泥
春田
動物|
雲雀
蝶
百千鳥
蜷
巣立
人事|
田楽
花筵
朝寝
大試験
風車
“若鮎”と分類(食物)が同じ季語
春|
海胆
海雲
甘茶
飯蛸
浅蜊
夏|
干飯
玉葱
梅酒
昆布
蝮酒
秋|
梨
鱸
鰯
蕎麦
甘酒
冬|
雀
河豚
切干
睦
鰤
新春|
切山椒
餅花
黒豆
若菜
薺
“若”で始まる語句
若
若者
若衆
若干
若狭
若人
若旦那
若葉
若木
若僧
“若鮎”のふりがなが多い著者
江見水蔭
谷崎潤一郎
幸田露伴
吉川英治
室生犀星
与謝野晶子
岡本かの子
北大路魯山人