“花山院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざんいん33.3%
くわざんゐん33.3%
かざんのいん16.7%
かざんのいんの16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして三条西実隆さんじょうにしさねたか花山院かざんいん右大臣に愛されて、ますます国学和歌を学ぶ一方、華道や、庭園の作法などまで稽古けいこするようになった。
蒲生鶴千代 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
いましめらる然れば今年も參向さんかう公家衆くげしうは御三方にして例年の如く御先は花山院くわざんゐん中納言有信卿菊亭大納言定種卿勅使は日野大納言定立卿なり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
花山院かざんのいん左大臣の奥方、建礼門院けんれいもんいんといわれた安徳あんとく天皇の生母、六条摂政ろくじょうのせっしょう藤原基実ふじわらもとざねの奥方で白河殿と呼ばれた人、普賢寺ふげんじ藤原基通もとみち夫人、冷泉大納言れいぜいのだいなごん夫人、七条修理大夫しちじょうしゅりだいふ夫人、今一人は
そのとき前駆は、蔵人頭親宗以下殿上人十六人、花山院かざんのいんの中納言はじめ十二人の公卿がこれにつき従った。