“芋田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ムセイ50.0%
いもだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分に課せられる仕事が如何に多くとも、なお婦人の神聖な天職たる芋田ムセイ耕作だけは除外されていることを有難く思おうと考えた。
南島譚:01 幸福 (新字新仮名) / 中島敦(著)
此の男の皮膚はスコールの後の野鼠の様に絶えず汗でびっしょり濡れている。昔から女の仕事とめられている芋田ムセイの手入の外は、何から何迄此の男が一人で働く。
南島譚:01 幸福 (新字新仮名) / 中島敦(著)
芋田いもだの鍛冶屋だつたね、婆さんのうちは?』
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)