“舟揖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しうしふ50.0%
しゅうしゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麻布あざぶ古川ふるかは芝山内しばさんないの裏手近く其の名も赤羽川あかばねがはと名付けられるやうになると、山内さんないの樹木と五重塔ごぢゆうのたうそびゆるふもとめぐつて舟揖しうしふの便を与ふるのみか、紅葉こうえふの頃は四条派しでうはの絵にあるやうな景色を見せる。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
わらじを着けて花枝をたずさえ、舟揖しゅうしゅうをうかべて蛤蜊こうりをひろう。このとき也、風雅君子、東走西奔、遊観にいとまあらずとす。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)