この檻全体が一つの脳波受信機のうはじゅしんきになっていて、中にいる谷博士の考えていることは、ちゃんとこのレシーバーから聞こえて来るのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
X号は、それからのちは山形警部の怒号どごうにはとりあわなかった。彼は仕事にかかった。彼は、機械人間に命じて、山形警部をおさえつけ、その頭に脳波受信機のうはじゅしんき出力回路しゅつりょくかいろを装置してあるかんむりをかぶせた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そうだ。博士の知識を脳波受信機のうはじゅしんきで引きぬいてやろう」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)