老鋪代しにせだい)” の例文
よりによつてこんな辺鄙へんぴな町で商売をはじめたのは、売れる売れぬよりも老鋪代しにせだいや家賃がやすかつたといふただそれだけの理由、人間も家賃の高いやすいを気にするやうではもうお了ひですなと
木の都 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)