“群雄割拠”の読み方と例文
旧字:群雄割據
読み方割合
ぐんゆうかっきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど諸国の武族は各〻みなその郷国での地盤をかため、自信をたくわえ、それが次に来る群雄割拠ぐんゆうかっきょ萌芽ほうがを地表にあらわし始めていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主題たる戦争行為だとか群雄割拠ぐんゆうかっきょの状などは、さながらいろどられた彼の民俗絵巻でもあり、その生々動流せいせいどうりゅうするすがたは、天地間を舞台として
三国志:01 序 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
群雄割拠ぐんゆうかっきょの小国と小国とが戦って大国となり、大国と大国とが戦って、かの唐土とうどの六国や三国のごとき対立の世代になり、ついには二大強国のふたつの世界にまでなってくる
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)