羅漢柏あすなろ)” の例文
木曽の五木と称されている、杜松ねず羅漢柏あすなろさわら落葉松からまつひのきなどが左右に茂っている。山腹の細道は歩きにくく、それに夕暮れでもあったので、気味悪くさえ思われた。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)