“縁合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんあい80.0%
えんあひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女房に持ったが宜かんべえと、其の縁合えんあい此家こゝへお前様めえさんを入れた時何と云わしった、有難いこんだ、果報やけがすると云ったじゃねえか
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
吉川に対する自分の信用、吉川と岡本との関係、岡本とお延との縁合えんあい、それらのものがお秀の遣口やりくち一つでどう変化して行くか分らなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
仕舞しまひ養父與惣次方へ少しの縁合えんあひを以て居りしに傳吉にめぐり逢ひ同人よりあづかりし金を昌次郎にかたられしこと右金子を取戻せし節昌次郎おむめの不義相顯あひあらはれ村中寄合しせきにて傳吉よりお梅に離縁りえん状を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
締殺しめころし候別段に仔細しさいと申は是無全くあやまつて殺せしに相違さうゐ御座なく候と申立るに大岡殿否々たゞあやまつて殺せしと云ふこと有まじ何成なんなりとも事がらつゝまず申立よ又六右衞門其方事何等の縁合えんあひを以て此久八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)