緑茶センチヤ)” の例文
耕二はその笑に全く無関心のやうに、卓の端にのつかつてる茶々碗のフチに光つてる小さな電燈に吸ひ込まれるやうにそれをみながら、「緑茶センチヤ」と言つて口をムクムク動かした。
耕二のこと (新字旧仮名) / 中原中也(著)