“結納金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆいのうきん75.0%
ゆひなふきん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結納金ゆいのうきんは二十円、それも或る先輩からお借りしたものである。挙式の費用など、てんで、どこからも捻出ねんしゅつの仕様が無かったのである。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)
とかなんとか浜口内閣のようなことを言って、もってきた結納金ゆいのうきんをまた懐中に入れてしまった。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
丁度江島屋からかしこくない伜を承知で嫁に來てくれるなら、三千兩の結納金ゆひなふきんを出さうと言ふのを渡りに船と、いやがる娘を説き伏せ、家の爲、親の爲