“紡錘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つむ88.9%
いとくり5.6%
ぼうすい5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油燈カガニェツはなんぞに怯えでもしたやうに顫へてパチパチと燃えながら、うちの中のわしたちを照らしてゐる。紡錘つむはビイビイと唸つてゐる。
年をとつたお婆あさんは、紡錘いとくりをまはしながら無雑作に、こんな話をしました。
そこで、小さな短い寝巻のまま、ぬき足さし足こっそりと紡車のところへしのびよって、つむぎはじめました。糸は紡錘ぼうすいから飛び、車はすばらしい早さでまわりました。