糂汰瓶じんだびん)” の例文
これは徒然草の中に、世捨人は浮世の妄愚を払ひ捨てゝ、糂汰瓶じんだびんひとつも持つまじく、と云ふ処から出て居るのださうでありますが、全くこの庵にも、糠味噌壺一つ無いのであります。
(新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
これは徒然草の中に、世捨人は浮世の妄愚を払ひ捨てゝ、糂汰瓶じんだびんひとつも持つまじく、と云ふ処から出て居るのださうでありますが、全くこの庵にも、糠味噌壺一つ無いのであります。
入庵雑記 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)