“粉骨砕身”の読み方と例文
旧字:粉骨碎身
読み方割合
ふんこつさいしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「無論出世さ。幾度も話しているじゃないか? 自叙伝に粉骨砕身ふんこつさいしんしてから、感心な奴だという次第わけで引き立てゝ貰うんだよ」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「……岡部伍長は、只今より、あらためて粉骨砕身ふんこつさいしん、生命にかけて、皇軍のため、優秀なる地下戦車を作ることを誓います」
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
粉骨砕身ふんこつさいしん、この上にも不才を傾けて忠節を誓っております。ひそかに思うに、呉の諸将は、みな周瑜に心から服しているのは少ないかに考えられます。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)