“笹鳴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ささな66.7%
ささなき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何といったらいいのか、うぐいす笹鳴ささなきみたいな美しさだ、とでもいったら君はわかってくれるであろうか。つまり、「かるみ」さ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
と——不意に静かに、夕風をうごかして、笹鳴ささなりの音か、水の響きかとばかり、あたりへ鳴ってひろがったのは呼子よびこの笛——。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昭和五年十二月八日 笹鳴ささなき会。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
笹鳴ささなきが初音となりし頃のこと
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)