種痘法しゅとうほう)” の例文
十八世紀の末にイギリスのエドワード・ジェンナーという医者がこれを応用してついに種痘法しゅとうほうの効力のあることを見つけ出しました。
ルイ・パストゥール (新字新仮名) / 石原純(著)
これこそ、後に種痘法しゅとうほうを発見して、人類の恩人とあおがれるにいたった、わがエドワード・ジェンナーその人であります。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
これほどとうとい種痘法しゅとうほうのことですから、それが決して、容易なことで発見されたものとは、みなさんも思わないでしょう。いかにもそのとおりです。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
それほど、ジェンナーは自然を観察する非凡ひぼんな力をもっていました。それであればこそ、搾乳婦さくにゅうふの言葉をきいて、ただちに種痘法しゅとうほうに思いついたのです。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)