“神通力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんつうりき65.2%
じんずうりき30.4%
ちから4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かのゲロン・リンボチェというお方は神通力じんつうりきを得て居って、人の心に思うて居る事またこれはどういう人であるということを見分みわけもし
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
仏眼ぶつがんとやら神通力じんずうりきとやらで、人の心をちゃあんと見抜いてしまう坊さんだから、いくらお前が忍びや盗人が上手でも、うっかり傍へも寄れめえとこう言うんだ
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
今夜から範覚は以前むかしどおりに、わしがねんごろに介抱してやる! どんな男もきゃつには及ばぬ! きゃつがわしから飛んで行って以来、わしは神通力ちからを失ってのう。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)