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碧落
ふりがな文庫
“碧落”の読み方と例文
読み方
割合
へきらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へきらく
(逆引き)
近い岸より、遠い山脈が
襞目
(
ひだめ
)
を
碧落
(
へきらく
)
にくつきり刻み出してゐた。ところどころで
落鮎
(
おちあゆ
)
を
塞
(
ふさ
)
ぐ
魚梁
(
やな
)
の
簾
(
す
)
に
漉
(
こ
)
される水音が白く聞える。
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
十方の
碧落
(
へきらく
)
よりも、四方の野辺の自然よりも、武蔵にはこの小さい工芸品が、いちばん美麗に見えた。見ている間だけでも、慰められた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弁信法師のいうことは、
上
(
かみ
)
は
碧落
(
へきらく
)
をきわめ、
下
(
しも
)
は
黄泉
(
こうせん
)
に至るとも、あなたの姉を殺したものがこの人のほかにあるならばお目にかかる——それは途方もない
出放題
(
でほうだい
)
。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
碧落(へきらく)の例文をもっと
(14作品)
見る
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
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蒼穹
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碧空
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青天
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