硯々すずりすずり)” の例文
折ふし硯々すずりすずりと呼び、書物よむとて有し学校のまねびをなせば、心にまかせて紙いたづらせよとなり、兄といへるは何心なく積重ねたる反古紙ほごがみを手に取りて見れば
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)