“短冊形”の読み方と例文
旧字:短册形
読み方割合
たんざくがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又ほかに、短冊形たんざくがたの金革に姓名と名乗を書いて、後襷うしろだすきに縫いつけていた者があるし、辞世の和歌とか俳句とかをしるしている者もある。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「細かい字で書けるだけ一面に書いて下さい。あとから六字ずつを短冊形たんざくがたってかんの中へ散らしにして入れるんですから」
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
半紙を短冊形たんざくがたに切って、それに「千早振ちはやぶ卯月うづき八日は吉日よ、さきがけ虫を成敗ぞする。」
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)