“眞黒”のいろいろな読み方と例文
新字:真黒
読み方割合
まつくろ91.2%
まくろ5.9%
まぐろ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キヤツとく、と五六しやく眞黒まつくろをどあがつて、障子しやうじ小間こまからドンとた、もつとうたくはへたまゝで、ののち二日ふつかばかりかげせぬ。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
媼は我をきて進み入りぬ。小屋のうちは譬へば大なる蜂窩はちのすの如くにして、一方口より出で兼ねたる烟は、あたりの物を殘なく眞黒まくろに染めたり。
足鏡別の王は鎌倉の別、小津の石代の別、漁田すなきだの別が祖なり。次に息長田別おきながたわけの王のみこ杙俣長日子くひまたながひこの王。この王の子、飯野いひの眞黒まぐろ比賣の命、次に息長眞若中おきながまわかなかつ比賣、次に弟比賣おとひめ三柱。