“相背”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいそむ60.0%
あいそむき20.0%
あひそむ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いま発起に附きて(中略)無理に切利支丹に勧められまかり成り候は、聞召し届けられ、御助けなさる可く候事、上意の由に御座候(中略)勿論切利支丹宗の儀相背あいそむき難く存じ候者は
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
右四箇条相背あいそむき候わば、この一大事成就じょうじゅつかまつらず候。しかればこの度退散の大臆病者と同前たるべく候こと。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
彼等は相背あひそむきてしばら語無ことばなかりしが、女は忍びやかに泣きゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)