皎々けう/\)” の例文
今夜こよひは満願とてかの橋にもいたり殊更ことさらにつとめて回向ゑかうをなし鉦うちならして念仏ねんぶつしけるに、皎々けう/\たる月遽然にはかくもりて朦朧まうろうたり。
さもうれしげにうなづくと見えしがけふりのごとくきえうせ、月は皎々けう/\として雪をてらせり。