“白日夢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくじつむ42.9%
ハクジツム42.9%
デードリーム14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
払えども払えどもたかって来る馬蠅うまばえのように、それはもう心の内から追いきれない彼の白日夢はくじつむとなっていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
併し、殘された刀自・若人たちの、うちマモる畫面には、見る/\數千地涌スセンヂユの菩薩の姿が、浮き出て來た。其は、幾人の人々が、同時に見た、白日夢ハクジツムのたぐひかも知れぬ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
薄明と夢との交錯する国でありうつらうつらとした青き白日夢デードリームの国である。また、限りない漂泊の旅路の想ひの国である。