痩馬喰やせばくらふ)” の例文
時偶ときたま近所へ夜話に招ばれる事があれば、役目の説教もする、それが又、奈何でも可いと言つた調子だ。或時、痩馬喰やせばくらふの嬶が、子供が腹を病んでるからと言つて、御供水を貰ひに來た。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)