“疫病除”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくびょうよ75.0%
やくびょうよけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空がよく晴れて十三日の月がその天辺てっぺんにかかりました。小吉が門を出ようとしてふと足もとを見ますと門の横の田のくろ疫病除やくびょうよけの「源の大将」が立っていました。
とっこべとら子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「あのまわし者の僧に、疫病除やくびょうよけの守り札をもらって家に貼っておいた者は、がしておくがよいぞ」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
定「お禁厭まじないでございますか知らん、随分おまもりを襟へ縫込んで置く事がありますから、疫病除やくびょうよけに」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)