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畳敷
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たたみじ
ふりがな文庫
“
畳敷
(
たたみじ
)” の例文
どの部屋も
畳敷
(
たたみじ
)
きで、三畳ばかりの部屋の
隅
(
すみ
)
の小さい戸棚には、
土瓶
(
どびん
)
だの茶碗だの、書籍なんかが置いてありました。
新生の門:――栃木の女囚刑務所を訪ねて
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
ふとかたわらの開放された
襖
(
ふすま
)
越しに、
畳敷
(
たたみじ
)
きのお居間の中へ目をやった私は、今度はへなへなとそのままその場へ崩れるように
屈
(
かが
)
んでしまいました。
幽霊妻
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
開塾
(
かいじゅく
)
中は、次郎は、朝倉先生夫妻だけを
空林庵
(
くうりんあん
)
に残して、本館の事務室につづく
畳敷
(
たたみじ
)
きの小さな部屋に、ひとりで寝起きすることにしているのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そこは食堂にもなり、座談会や、そのほかのいろいろの集まりにも使われる
畳敷
(
たたみじ
)
きの大広間なのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
畳敷
(
たたみじ
)
きの広間のガラス窓いっぱいに、あたたかい
陽
(
ひ
)
がさしこんでいるのが気に入ったらしく、食事がすんで塾生たちが退散したあとでも、窓ぎわに集まって、たばこを吸い、雑談をまじえた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“畳”で始まる語句
畳
畳紙
畳句
畳付
畳半
畳数
畳廊下
畳々
畳算
畳鰯