“異邦人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことくにびと66.7%
いほうじん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神よ異邦人ことくにびとは來れり、淑女等涙を流しつゝ、忽ちみたり忽ちよたり、かはる/″\詞を次ぎてうるはしき歌をうたひいづれば 一—三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
イザヤ書に「わがたすくるわが僕わが心悦ぶわが選び人を見よ、我わが霊を彼に与えたり、かれ異邦人ことくにびとに道を示すべし」(四二の一)、また「見よわが僕知恵をもて行なわん」(五二の一三)
呂宋兵衛は、怪力かいりきもあり幻術げんじゅつにもちょうじているが、異邦人いほうじんの血のまじっている証拠しょうこには、戦いというものに対して、すこぶる考えがちがう。それに修道者イルマンでもあっただけに、迷信めいしんにとらわれやすかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)