“申遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうしつかわ50.0%
まうしつかは25.0%
もうしつか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしんいたし候ゆえ文して申遣もうしつかわし参らせそろ左候さそうらえば日にまし寒さに向い候えどもいよいよかわらせなく相くらされこのかたも安心いたしおり候ととさんともうしかかさんと申誠に誠に難有ありがたく………
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
下拙げせつニ於ても一言、神戸へまて申遣まうしつかは度儀たきぎ(これあり)、又先刻御談申せし儀も有て、薩邸ニも早々参多まゐりたし。
但しソレについては母が病気だと申遣もうしつかわせと云う御直おじきの厳命がくだったから、もとよりいなむことは出来ず、ただかしこまりましたと答えて、母にもそのよしを話して、ソレカラ従兄が私に手紙を寄送よこして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)