“生焼”のいろいろな読み方と例文
旧字:生燒
読み方割合
なまやけ44.4%
なまやき33.3%
なまや11.1%
セニャン11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... こうしなぞは焼け過ぎた方が良いので生焼なまやけを非常にみます」猟天狗「むずかしいものですね。小鳥の中では何が一番美味おいしいでしょう」
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ビフテキを出すと生焼なまやきだといって焼き直させる有様ですから如何いかに料理屋の主人が上等の料理を出したくも料理人が味で腕を見せたくも客が承知しません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それは極めて大きな作で、見たこともない十字形の紋様が張り付けてあって、その上からうすく流釉ながしぐすりがかけてあり、生焼なまやけでぼんやりそれが見えていました。
多々良の雑器 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「あら、いやよ! 給仕ギャルソン。これではあまり生焼セニャン過ぎるわ。もう少しよく火を通して来てちょうだい」