“生意気”のいろいろな読み方と例文
旧字:生意氣
読み方割合
なまいき98.2%
こしゃく1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燃えさかるストオヴの前へ立ったまま、精神的にも肉体的にも、火炙ひあぶりにされている先生へ、何度も生意気なまいきな笑い声を浴びせかけた。
毛利先生 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
一人の男がよろめきながら『腰の大小伊達だてにゃあささぬ、生意気なまいきなことをぬかすと首がないぞ!』と言って『あははははッ』と笑ッた。
まぼろし (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
此子このこは子供のくせに生意気こしゃくである。「旦那様お召替をなさいませんか」なんて、乃公の古い服を持って来たり、「今晩は何時にお帰りですか」なんて、何処へ行くともいわないのに聞く。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)