“生仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:生佛
読み方割合
いきぼとけ80.0%
せいぶつ10.0%
シヤウブツ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏教をたっとぶ市民達はその仏教の教主たるところの噠𡃤喇嘛その人を生仏いきぼとけとして尊信し、その喇嘛のおわす宮殿を神聖不可侵おかすべからざる場所とした。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その名称に法師、道士、生仏せいぶつ、僧侶、乱童の五種がある。この中にはわが国の修験しゅげん巫女みこ卜者うらないの類がことごとく含まれておる。これみな祈祷きとう、除災、予言の専業者である。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
平家物語を初めて弾いた生仏シヤウブツと言ふ盲人だと言ふのが、「菅菰抄」以来の説ですが、其菅菰抄には、今一説あつて、某大寺の住僧が
東北民謡の旅から (新字旧仮名) / 折口信夫(著)