珈瑜山かゆざん)” の例文
鉄砲的場は城の東南、旭川を渡った珈瑜山かゆざんの裾にあり、三方を松林でかこまれた淋しい場所である。滝川幸之進は定刻よりも早く、桜井孫三郎と碇田彦八郎を介添えとして到着した。
備前名弓伝 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)