猿若能さるわかのう)” の例文
その出陣を、明後日にひかえて、本丸の奥では、猿若能さるわかのうの笛や太鼓の音がしていた。時々、どっと笑いやまぬ大勢の声もきこえた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)