猟師かりゅうど)” の例文
旧字:獵師
「猟にあぶれた猟師かりゅうどが、鉄砲をかついで、山道を帰って来る時、高い木の梢で、ああ啼かれますと、猟師はおこれて来るそうでございます」
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あたし? フーッ。……湯屋の娘が男の顔見て恐がっていたのでは商売にならないわ。フーッ。明日は雨よ、今夜のお湯とても湯気が濃いんだもの。匂いだって強いし。……こうと、あんたきっと猟師かりゅうどさんね」
猿ヶ京片耳伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「え、猟師かりゅうどでございますって?」
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「信州木曽の猟師かりゅうどでごわす」
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)