狼藉人ろうぜきにん)” の例文
狼藉人ろうぜきにんとでもまちがえたものか、さらに奥から、家司けいし、侍、雑色ぞうしきたちまで、あふれ出て来て、物々しく放免を取りかこみ、さて、顔見合せたり、訊き直したり、さんざんに議したあげく
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)